牛乳と梅干しの食べ合わせは良くないと昔から言われてきて、耳にする方も多くいらっしゃると思います。
ですが、果たしてそれは真実なのでしょうか?
どちらも日本の食卓には欠かせませんよね。
本当だとしたら、今後の食事内容を見直さなければいけませんよね。
私もどちらも大好きな食材なので、本当かどうか調べてみました。
そもそも何故牛乳と梅干しの食べ合わせが悪いと言われてきたのか。
いくつかの理由から言われていたようです。
牛乳と梅干しの食べ合わせは良くないっていう理由 その1
牛乳と梅干しの食べ合わせは良くないっていう理由のまず1つ目は、消化不良です。
現在と昔では、食事内容も全く違いますよね。
昔の食事には、たんぱく質や脂肪の摂取量が低かったのです。
ですので、たんぱく質と乳脂肪を沢山含有している牛乳と、梅干しの酸味を一緒に摂取する事で、消化不良になる人が沢山居たようです。
その経験が親から子へとずっと言い伝えられ、現在まで有名な都市伝説の様な形で残っているのです。
これと同じ様に悪い食べ合わせの代表的な話で、鰻と梅干しがあります。
鰻もたんぱく質と脂肪が多いので、先ほどと同じ原理で摂取すると、お腹を壊す昔の人が沢山居たそうです。
これらを踏まえて、現代の日本人の食事内容を見てみると、昔に比べてたんぱく質も脂肪も非常に多く摂取する様になりました。
ですので、牛乳と梅干し、鰻と梅干しの食べ合わせは、全く問題が無く大丈夫だという事が分かります。
牛乳と梅干しの食べ合わせは良くないっていう理由 その2
牛乳と梅干しの食べ合わせは良くないっていう理由の二つ目は、吸収の阻害です。
昔の人は、牛乳と酸っぱい物(梅干し、トマト、酢、レモン等々)は、一緒に食べてはいけないと言い伝えられてきました。
互いの栄養素がケンカして、吸収を阻害してしまうという理由だったそうです。
要するに、栄養の問題やイメージといったふんわりした理由から、食べ合わせが悪いと言われてきたようです。
ですが、こちらの理由も現代では大丈夫だという事が分かっています。
ということで、2つの観点から見ても、牛乳と梅干しの食べ合わせは大丈夫と分かりました。
牛乳と梅干しの美味しいレシピ
ですが、この2つがそれぞれ食卓に上がる家庭はよくあるかと思いますが、2つを組み合わせて料理にされる家庭は少ないのではないでしょうか?
次に牛乳と梅干しの美味しいレシピをいくつかご紹介します。
・牛乳プリンの梅ソースがけ
ゼラチンで牛乳プリンを作って冷やしておきます。
梅ソースは、はちみつ梅をハンドブレンダーでなめらかにして、更にはちみつを加えて冷やし、固まったプリンにかけます。
・ホット梅ミルク
はちみつ梅をハンドブレンダーでなめらかにして、更にはちみつを加えて、レンジで温めた牛乳に入れてよく混ぜて溶かします。
・しそと梅のグラタン
大葉は千切りに、しそ梅干しは種をとって叩いておきます。
牛乳で作ったホワイトソースにささみやエビ、玉葱等好きな具材を炒めて加え、上にピザチーズをかけて大葉としそ梅干しをぬり、オーブンで焼き上げます。
・うめしそ卵焼き
卵液に千切りにした大葉と、種をとって叩いたはちみつ梅干し、牛乳と醤油を加えてよく混ぜ、卵焼きにします。
まとめ
昔は、悪かったようですが、その名残が現代まで残ってしまっている形でした。
結果おして、牛乳と梅干しは一緒に食べても大丈夫です。
逆に、一緒に摂取する事で、疲れを取ってくれたり、快便になったりと健康に良いのでおすすめです。