バターの作り方、牛乳を使った方法ってどうすればいいのでしょうか?
バターを作る際、生クリームを使ってバターを作る方法もありますが、今回は牛乳を使った方法をご紹介します。
バターの作り方、牛乳をどうすればいい?注意点は?
バターの作り方で牛乳を使った方法をご紹介します。
<牛乳を用意する>
牛乳を使ってバターを作るときは、家にある牛乳をそのまま利用することができないので、注意してください。
バターを作りやすい種類の牛乳でないと、手順どおりに実践しても、完成させることはできません。
そこで注目しておきたいのが、ホモジナイズド牛乳とノンホモジナイズド牛乳です。
バターを作るときに確保しておきたいのは、ノンホモジナイズドになります。
両者の違いは、乳脂肪の大きさです。
ホモジナイズド牛乳は、乳脂肪がすべて小さくなっています。
こちらが、普段飲んでいる牛乳と同じものです。
ノンホモジナイズド牛乳の方は、サイズが均一になっておらず、大きいものもあれば、小さいものもあります。
その不揃いな乳脂肪が、バター作りには必要不可欠です。
ノンホモジナイズド牛乳はマイナーな商品なので、普通に購入できないようなイメージもありますが、実際にはきちんと市販されています。
しっかり探せば見つかるので、作業を始める前に買っておいてください。
<容器に入れる>
牛乳を使ってバターを作るときは、それほど面倒な手順を踏む必要はありません。
基本的には、容器に入れて振るだけです。
そのため、まずは入れ物を用意してください。
空き瓶やペットボトルなどをきれいに洗い、いつでも使えるようにしておきましょう。
次に、容器の中へノンホモジナイズド牛乳を入れます。
容器の中で牛乳を激しく動かすことが大切なので、満杯になるほど注ぎ込まないように気をつけてください。
2リットルの大きなペットボトルなら、牛乳の量は500cc程度にとどめておくべきです。
それくらい余裕をもたせておけば、うまくバターを作ることができます。
また、途中で漏れ出してこないように、蓋をしっかりと閉めておくことも忘れないようにしましょう。
漏れ出したまま振っていると、周りに飛び散ってしまい、掃除で苦労することがあります。
適当に済ませたりせず、少しきつめに、念入りに閉めておくようにしましょう。
<固まるまで振る>
容器に牛乳を入れたら、中でバターの塊ができるまで、よく振ります。
シンプルな作業ではありますが、固まるまでにかかる時間は5~10分、長ければ15~20分くらいかかることもあるので、ここでは少しがんばってみましょう。
根気よく振っていると、だんだん固まってきます。
このときの注意点は、なるべく温めないことです。
温度が上がってくると、バターは溶けてしまいます。
そのため、生暖かい状態で振っていると、なかなか固まってくれません。
振る時間を少しでも短縮するためには、ときどき冷やしながら振るようにしてください。
ボウルに入れた氷の中でいったん冷やし、また振るという作業を繰り返すのが、上手に作るためのコツです。
また、周囲に邪魔なものがないか、始める前に確認しておくことも大切です。
これは、バターの出来に影響する要素ではありませんが、物を壊さないようにするなら、必ずやっておくべきです。
振るときにうっかりぶつけてしまい、瓶を割ることも考えられます。
安全に作るためにも、周りに注意して行いましょう。
まとめ
バター作りの方法としては、生クリームを使うやり方が有名なので、「牛乳だと難しそう」と考えてしまうこともあります。
しかし、実際にはそんなことはありません。
ここで紹介したポイントを押さえておけば、牛乳でも簡単に作ることができるのです。
まずはノンホモジナイズド牛乳を探し、必要な材料を集めてみてください。