プラスチックが黄ばんでしまっているのを家の中、自分の身の回りでよく見かけます。
テーブルの上のリモコンを見て、最初は白くてキレイだったのにな~、なんて思っちゃいますよね。
そのプラスチックの黄ばみの落とし方をご紹介します。
また、黄ばみの原因や黄ばみの予防法もご紹介します。
プラスチックの黄ばみの落とし方はどうればいい?
プラスチック製品は私たちが生きていく上でなくてはならない必需品となっていますよね。エアコンや炊飯器、パソコンなども生活を豊かにしてくれるものばかりです。しかし、長年使用してきたプラスチック製品は時間とともに劣化していき、黄ばみが出てきますよね。ここでは、プラスチックの黄ばみを落とすコツを解説していきます。
メラミンスポンジを活用すると比較的楽に黄ばみを落とすことが出来ます。スーパーやドラッグストアにも売っていて手軽に手に入りますし、コストもそんなにかかないのでおすすめです。スポンジに水を含ませて、こするだけで簡単に落とせる方法になります。
パソコンのキーボードのしつこい黄ばみにはワイドハイターEXが効果的です。少しお時間はかかりますが、しっかり黄ばみを落とすことが出来るでしょう。落とし方は黄ばみを綺麗にしたいパーツを一つ一つ取り出し、ワイドハイターをムラなく塗っていきます。その後、日光がよく当たる場所に数日置いておくと綺麗に落ちているでしょう。
プラスチックの黄ばみの原因はなに?
黄ばみを落とすにあたって原因を知っておくと、プラスチックによって落とし方を変える工夫もできます。プラスチックの黄ばみにはいくつかの原因があるのでお伝えします。まずは酸化防止剤の化学変化によるものです。この化学変化は長い間、プラスチックが暗い場所に置かれていると出てくると言われています。
また、外からの原因としてタバコでも黄ばみが発生している事がわかりました。タバコのヤニが黄ばみの原因になるので、タバコを吸われる方はパソコンを使う場所では喫煙を控えるなどするといいでしょう。
他にはプラスチック自体が劣化することも黄ばみの原因になります。プラスチックにはABSという樹脂が材料に使われており、この樹脂の中に配合されているビジエタンという物質が黄ばみの元となるのです。厄介なのは、ABS樹脂による黄ばみは落とすことが非常に難しいため、断念している人も少なくありません。プラスチック製品の寿命と考える方が早いかもしれませんね。黄ばみを減らす為にも予防して置くことが重要です。
プラスチックの黄ばみの予防法
黄ばみを落とすのはやはり手間と時間がかかりますよね。年末の大掃除も出来れば早く済ませたいと思う人がほとんどでしょう。そんな方は是非、黄ばみができる前に予防法を試してみるといいですよ。
キーボードカバーやサランラップを活用して空気に触れることを最小限に抑える事で黄ばみを比較的予防することが出来るでしょう。サランラップはご家庭に一つはある日用品だと思うのですぐに予防することが出来ますね。
窓側などの日光が直接当たる場所に置かないようにすると黄ばみ予防になります。やはり一番の予防法は日光に当てないことなので置く場所も前もって決めておくといいでしょう。どうしても窓側に置く場所には、カーテンをするなど少しでも光に当てないようにする事が大切です。
車用のコーティング剤を使用することで、ABS樹脂の上に薄い幕をつくり紫外線による劣化を防止します。紫外線防止剤が入っているかをチェックしてから買うといいでしょう。
まとめ
いかかでしょうか?
同じプラスチックの黄ばみでも要因は様々で、すぐに落とせるものと落とせないものがありました。予防法は難しいことは一切なく、普段使っている日用品や場所を工夫するだけで簡単に防ぐことが出来ます。是非、皆さんも試してみて下さいね。