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啓蟄とはどういう意味?お雛様を片付ける日?

投稿日:2017年8月6日 更新日:

啓蟄

 啓蟄(けいちつ)って春頃によく耳にしますが、漢字だけを見ると、読み方がよくわからないという人も多く、聞いたことがあっても意味が分からないという人も多いようです。

また、お雛様を片付ける日と聞いたことがある人も多いと思いますが、どういうことなのでしょうか?

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啓蟄とはどういう意味?

 啓蟄(けいちつ)は二十四節気の3番目に当たります。

雨水から啓蟄となり、春分へと続きます。

毎年3月5日頃が啓蟄となります。日にちが固定されていないので、年によって前後します。

また、春分が毎年3月20日頃になりますが、その前日までを啓蟄とすることもあります。

「啓」は開く、行動するということ
「蟄」は冬眠や虫などが土中で冬ごもりをしている

ということで、「大地が温まり、冬ごもりをしていた虫が出てくる」という意味になります。

初めての雷に、それを聞いた虫たちが土中から出てくるとも考えられていました。

二十四節気は中国より来たので、日本の気候よりは、若干早いです。

花のつぼみも開き始め、鳥が鳴き始め、日差しも暖かくなるるなど、春が近づいてきているのを感じます。

啓蟄の次は春分なので、いよいよ春といった季節になります。

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徐々に動きやすくなって、行動が活発になってくるのは、虫も人も同じですね。

啓蟄はお雛様をしまう日?

 啓蟄はお雛様をしまう日ということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

お雛様を飾るのは雨水が良いということもありましたが、しまうのは啓蟄が良いと言われています。

お雛様は二十四節気と密接なんですね。

しかし理由ははっきりしていません。

お雛様を出しっぱなしにしてしまうと、お嫁に行くのが遅れるといわれます。

あまり日にちが経たないないうちにしまってあげましょう。

お雛様をしまうときには、人形の顔に手が触れないように気を付けましょう
。シミになってしまってはかわいそうです。

人形用の防虫剤を使い、服がしわにならないようにしまいましょう。

また、雨の日にしまうのも良くないので、啓蟄だからと、無理にしまうのではなく、カビてしまったりしないよう、日にちをずらして湿気のない天気の良い晴れた日にしまってあげましょう。

地域によっても違いがあるようなので、日にちを気にするよりも、カビや虫対策をしっかりしておきましょう。

まとめ

 啓蟄は二十四節気の3番目になります。

毎年3月5日頃が啓蟄となります。啓蟄の次の二十四節気は春分です。

虫たちが土中から出てきて活動を始め、花のつぼみも開き始め、だんだん暖かくなり春っぽくなってきます。

雨水に飾り始めたお雛様も、啓蟄にしまうと良いようです。

お雛様は、大事に、カビや虫から守るように、湿気の少ない良く晴れた日いしまってあげましょう。

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