フッ素コートが剥がれてくると焦げ付いちゃったりしてがっかりです。
なんとか復活できないかと思っちゃいますよね。
また、フッ素加工のフライパンの種類や洗い方などもご紹介しいます。
フッ素加工のフライパンを復活させる方法
フッ素加工のフライパンは、程度にもよりますが、かなり使い込んでいて、ほとんど加工が剥がれているようなものは、お金を払って業者に再加工してもらう以外には選択肢はありません。ちまたでは、色々な方法で『再加工可能』ということも謳い文句で売る商品も存在しますが、ほとんどフッ素加工が剥がれた状態で、現実的に、私たち素人が家で出来るようなことはありません。
激しい傷みに加え、加工が剥がれ落ちたものを再加工し、お金がかかるくらいなら、やはり新しいものを選んで買った方が数倍賢いと言わざる負えませんね。
一方で、本当に加工が剥がれた初期の物には、市販の【フッ素コートスプレー】等も有効な場合もあります。(経験上本当に初期のもの以外は効果なし)でも、その場合でも大抵は効果もなく、金の無駄使いに終わります。そのうえ、中程度以上になると、どのメーカーのどのスプレーを使ったとしても、残念ながら、現実的に、復活することは厳しくなってきてしまいます。
フッ素加工のフライパンの種類
新品な状態での一般的なフッ素加工のフライパンであれば、こびり付きにくく、焦げにくく、料理がしやすいのが一般的で、簡単な料理しかしない料理初心者などにとっては扱いやすく、片付けなどもとても簡単にできるフライパンです。
しかしセラミック加工のフライパンに比べた場合、劣化スピードは格段に速く、耐熱温度も低いため、高温での調理には不向きな点等が挙げられます。どのフライパンでもそうですが、特にフッ素加工フライパンで空焚きが厳禁となっているのは、その為になります。
また、最近人気のマーブルコートのフライパンも、大きく分ければフッ素加工フライパンの一種になります。大理石をコーティングして作ったマーブルコートの場合、一般的なフッ素加工のものと比較した場合、やや高温(強火)での調理にむいたフライパンと言えます。同じくフッ素加工フライパンの一種であるダイヤモンドコートのフライパンの場合、耐久性などに優れ、フッ素加工の落ちるスピードは従来の元と比べ遅い傾向にあります。
フッ素加工のフライパンの洗い方
どのフライパンにも言える事ですが、やはり一番は、使い終えた後、傷つけないように丁寧にゆっくりと洗うことを心がける事にあります。
中でも、フッ素加工フライパンの場合は、特に劣化スピードも速く、加工もなるべく落とさないように気を使う必要がありますので、まずは表面の汚れ等をやさしく、できるだけ柔らかい布やキッチンペーパー等でふき取り、その後もできるだけ柔らかいスポンジ等で時間をかけ、ゆっくり汚れを落とすのが良い方法だと思います。
ちなみにこの時、洗剤を使う場合はぬるま湯(40度前後)と中性洗剤を使って落とすと、冷たい水で洗う時よりも落ちも良く、べたつきなどもしっかりとれる傾向にあります。
あとは、汚れがひどかったり、焦げ付いた塊が多く、なかなか落ちそうにない場合は、ぬるま湯を張っておき(この時に中性洗剤を少量入れておいてもOK)、ふやかす感じで少し時間を置いてからスポンジと中性洗剤で洗うと良く落ちます。
まとめ
フッ素加工のフライパンは、剥がれてしまうとなかなか元のようには戻りにくいんですね。
マーブルコートもダイヤモンドコートもフッ素コートの種類なんです。それぞれ特徴があるので選ぶときにはその特徴を用途にあったものを選びましょう。