高気圧のときって天気が良いってよく聞くんですけど、それって一体どういうことなのでしょうか?
外出する予定があったりすると高気圧で天気が良いって聞くと安心しちゃいますよね。
そこで、高気圧だとどうして天気が良くなることが多いのかまとめました。
また、高気圧の持っている特徴や、高気圧の種類についてもご紹介します。
高気圧のときは天気が良いのはどうして?
実はそれほど確実ということではないのですが基本的に高気圧では天気が良くなります。
その理由ですがまずそもそも気圧というのは、名前の通り空気中の圧力を示しています。
高気圧ですと圧力が高目、ということになります。
ですから、下層から吹き出す空気を補うために、下降気流が発生してしまう、ということになります。
そして、下流気流が生じるということになりますと上層の空気は下層に移動して暖められるということになりますので空気が乾燥していき雲が消失していくということになります。
雲がない、ということは当然、雨も降らない、ということになります。
ただし全体的に高気圧であっても部分的に気圧の変化によって低いところまで来たりするという場合があります。
そうすることによってゲリラ豪雨などが起きるというのがひとつの可能性としてありえるので必ずしも高気圧の時にいつも絶対的な好天気が約束されているわけではないです。
但し、高気圧であれば圧力で下に気流が向かうことになりますから雲が発生しにくくなる、ということは間違いない部分です。
但し、高気圧ということであれば、圧力が強く、下に気流が向かいます。
そのため、雲が発生しにくい、ということは間違いない部分です。
高気圧の特徴ってどういうの?
高気圧とは、名前の通り、周辺よりも気圧の高いということになります。
状態をそう指すこともありますが、領域についてそう定義する、というのが一般的な認識になります。
そして、高気圧なのですが、特徴として高気圧は北半球では時計回り、逆に南半球では反時計回りに噴出します。
そのような違いが地球のどちら側であるのか、ということによって発生するのが一つの特徴になっています。
また、当然共通する特徴としてあるのが、暖かい、ということです。
気圧が強いので噴出していってしまう空気を補うために上空の空気がどんどん下に落ちてくる事になります。
これが下降気流となっていきます。
その為、天気がはれていく、という特徴に繋がるわけです。
乾燥しやすい、という特徴もあります。
日本でいえば夏に発生しやすいという特徴もあります。
それこそが夏は晴れの日が多い、ということに繋がるわけです。
但し、こうした特徴は地域によって異なる部分がありますから注意しましょう。
高気圧の種類って何があるの?
一言に高気圧といっても実はその状態などによっていくつかにわけることができます。
本当にたくさんの種類があるのですが日本では代表的に4つの高気圧が発生する可能性が高くなっています。
まず、一つが夏場に起きる太平洋高気圧であり、もう一つが梅雨時などに発生するオホーツク海高気圧です。
これは湿り気が多く、まさに梅雨の高気圧、というような感じを受けることができるようになるでしょう。
冬は冷たく乾いた空気のシベリア高気圧となります。
春と秋によく現れるのは移動性高気圧というものになります。
基本的にどれも高気圧ではありますから、晴れの日になりやすいです。
圧力があり、それによって雲が霧散する、ということになるからです。
他にもある特徴としては空気が乾燥しやすい事が多い、ということです。
これも実はそこまでどんなタイプの高気圧にもいえることではないのですが、それでも一般的にはそうなってくることが多いのは間違いない部分となります。
まとめ
高気圧というのは名前通り、空気中の圧力が高目になっているのでそれによって下降気流が起きやすい状況になっています。
その為、晴れになりやすいわけです。
但し、絶対的でもないので注意しておいたほうがよいことになります。