ショートニングとはどんなもの?
クッキーやお菓子を作ろうとしてレシビを見ると、材料のところにショートニングと載っていたのですが、どんなものなのか、ショートニングがなかったときに代用できるものはあるのかまとめました。
また、ショートニングが危険とか、害や健康について気になっている方もいるようですので、そのことについてもご紹介ます。
ショートニングとは何のこと?
ショートニングとは植物油を原料としている常温でクリーム状の食用油脂のことです。
わかりやすくいってしまうとマーガリンがあって、そこから水分と添加物を除去した純度の高い油脂といえます。
何に使うのか、と言う事になりますがパンや焼き菓子の製造などに使うことが多いです。
パンとか焼き菓子に使うのはバターやラードなどでは、と思うかもしれませんが、その代用品的な物として使われています。
但し、さっくりと焼きあがる事になりますから、好んで用いられることもあります。
ちなみに安価な物と言うわけでもなく、安く仕上げるために使う、といったようなものではありませんから、それは注意しておきましょう。
ちなみに自然に出来たりする事はなく、殆ど工業的に生産されるものになります。
その工程から、健康的なことに関して不安視する声もありますから、基本的にはまったく問題はない成分になりますから、心配無用です。
基本的な理解としてはマーガリンの加工品、というので大丈夫です。
ショートニングの代用って何がいい?
ショートニングがないときって代用となるようなものは何かないのでしょうか?
ショートニングがなくても、そもそも、バターやラードが本来使われていたものでもありますので、そちらを使うということが普通にできます。
ショートニングの場合、焼き上がりがさっくりとするという点にはメリットがあるといえるのですが香りがつかないという点においてデメリットがあるとも言えるようになっています。
代用品としてバターやラードというよりはバターやラードの代用品としてショートニングを使うということが最初に行われていたことになりますのでやや意味としては逆になるのですが 、ショートニングしか使えるものがない、というわけではありませんから勘違いしないほうがよいでしょう。
食感が良くなるという点においては間違いなく優秀ではあるのですがバターの香りがつかないという点においてはネックとなる部分もしっかりとあるのでショートニングが常に正しいというわけではないです。
ショートニングは危険?害など健康に悪い影響はありますか?
ショートニングが危険視されることがあります。
ショートニングはトランス脂肪酸が多んです。
このトランス脂肪酸っていうのは、不飽和脂肪酸の一種です。
実際問題として天然のバターなどにも含まれているものでもありますが、天然物では微量になります。
しかし、油脂を加工するときには結構な量のトランス脂肪酸が生成されてしまうのです。
トランス脂肪酸は多く摂るのは好ましくないと言われています。
体に悪い影響のある悪玉コレステロールが増えますが、逆に良い働きをしてくれる善玉コレステロールが減ってしまうことがわかっています。
海外では禁止されているなどの風聞もありマーガリンなども怖いものとして認識している人も多いのですが、とりすぎなければ健康にそこまで問題があるようなものでもないです。
目安としてはそうカロリー数の1%程度に収めることができるのであればほぼ問題はないと言われています。
ですから、過度に危険視する事はないですが摂取しすぎることだけに関しては注意が必要になります。
まとめ
御菓子やパンに使われるショートニングですが健康によくないと言う側面は少なからずあります。
但し、摂取量をキチンと守っていれば問題がある事ではありませんから過度に心配しすぎることはないでしょう。
美味しく、サクサクに仕上がることもまた間違いないことなのです。