
チーズの白カビタイプって初めて聞くと、どんなものなんだろうって思いますよね。それって食べてしまっていいものなの?って疑問に思っちゃいました。
チーズの白カビタイプってどんなものなのか、どういった種類があるのか、その特徴。また、そのカビの部分が食べれるのかなどご紹介します。
チーズの白カビタイプってどういうもの?
白カビタイプのチーズはホワイトチーズとも呼ばれています。チーズの種類でいうと、ナチュラルチーズの分類になります。
白カビチーズは、文字通り、表面に白かびが植えつけられています。その白カビによって風味がつけられていきます。よく知られているものではカマンベールチーズが白カビチーズですね。
この白カビは、自然につくものもあれば、途中でつける場合もあります。
熟成がすすむと、表面は赤茶色の斑点が出てきてチーズの中が柔らかくクリーミーになってきます。コクが出てまろやかな味わいがあります。
チーズの中にはクセが強いものもありますが、白カビチーズは比較的初心者でも食べやすいチーズです。
熟成のピークになると、白カビチーズからアンモニアの匂いを感じるようになります。このタイミングが食べごろです。表の皮の部分を取って食べましょう。
白カビチーズはチーズの中でも食べ頃が大切と言われています。アンモニアの匂いが強くなる前に早めにいただきましょう。
チーズの白カビタイプってどんな種類があるの?
白カビチーズの種類にはさまざまなものがあります。有名なものとして
カマンベール
ブリーチーズ
バラカ
シャウルス
などの種類があります。
○カマンベール
フランスにあるカマンベール村でつくられたことから名付けられました。チーズの女王とも呼ばれています。コクがあり初心者にも食べやすいチーズでワインともよく合います。
○ブリーチーズ
ブリー地方で作られる1,000年以上の歴史のあるチーズでモー村のブリー・ド・モーが有名です。濃厚でクリーミーな味わいです。このブリーチーズの製法がカマンベールチーズの元になっていると言われています。
○バラカ
「馬蹄形」の意味があり、チーズ自体その形をしています。フランスでは馬蹄は幸運のシンボルとも言われ、贈り物・プレゼントとしても使われています。クリーミーでクセが少ないチーズです。
○シャウルス
シャンパンでも有名なシャンパーニュ地方にあるシャウルスという町で作られるチーズです。そのため、シャンパンとも相性がよく、ドライフルーツと合わせても美味しく食べられます。
チーズの白カビタイプって表面の皮は食べれるの?
白カビチーズの白カビってそもそも食べても大丈夫なのかって思いますよね。そもそもカマンベールチーズなど白カビをチーズの表面に付けて作ることでチーズを熟成させています。
しかし食べるときには、この表面の皮ごと食べるのか、とって食べるのか迷うところです。
日本では、皮ごと食べてしまう人も多いのですが、フランスの人は皮の部分はとってしまう人も多いようです。
白カビチーズの場合は、特に意見が分かれていて、カビが分厚かったり、苦味があったり、食べてみて味や風味などに違和感があったらとってしまいましょう。
また、同じ白カビチーズでも成熟度合いによって食べたり食べなかったりする人もいます。白カビチーズの皮は本人の嗜好によるところが多いようです。
まとめ
白カビチーズの白カビって、チーズを熟成させる役割があったんですね。
最初に白カビって聞いたときは、食べてしまって大丈夫なのかと不安になりましたが、食べてしまっても大丈夫なものでした。
チーズの種類によってはクセが強くて、慣れていない人には抵抗がある場合もありますが、白カビチーズは比較的クセがないので、いろいろと使い勝手が良いチーズですね。