
「大雪」ってなかなか馴染みのない言葉なのですが、12月のカレンダーとかに小さい字で見かけることがあります。
大雪とはいったいどのような意味があるのでしょうか?読み方はどう読むのでしょうか?
また、この時期の特徴や旬な食べ物などについても見てみましょう!
大雪の意味とは?
毎年、12月7日頃は「大雪」となります。「頃」というのは日にちが固定されているのではなく、年によって前後することがあります。
読み方は知らないと、おおゆき、と読んでしまいがちですが、「たいせつ」と読みます。
「大雪」は二十四節気の一つで21番目となります。
「二十四節気」を聞きなれない方も多いと思います。
二十四節気とは、もともとは中国からきているものです。1年を24に分けて、それぞれ季節に関する名前が付けられています。
「立春」や「夏至」、「秋分」なども二十四節気の仲間です。これらはお馴染みですね。
太陽黄経は255度
2017年は12月07日
になります。
二十四節気の順番で言うと、
20:小雪(しょうせつ)11月22日頃
→21:大雪(たいせつ)12月7日頃
→22:冬至(とうじ)12月21日頃
となります。
また、大雪は12月7日頃から、次の冬至(12月21日頃)の前日までの期間を指すこともあります。
「大雪」の文字を見てもわかるように、雪が降り積もるようになるころという意味です。山間部や平野部でも雪が降り、霜柱が立ちます。
日々寒さが増し、朝夕もかなり冷え込み、池や水たまりが凍るようになってきます。また、虫やクマなどの動物も冬眠に入る時期です。
二十四節気は中国から来たものであり、日本と少し差があります。これからこういう季節になってきます。ととらえた方がいいかもしれませんね。
スキー場がオープンしたり、いよいよ本格的な冬になってくるとともに、年末やクリスマス、新年のことなど、いろいろ忙しくなってくる時期でもありますね。
大雪の時期の食べ物は?
「大雪」の時期の旬の食べ物は、どういったものがあるでしょうか?
旬を迎える食べ物
・白菜
・だいこん
・れんこん
・かぼちゃ
・ニラ
・長ネギ
・野沢菜
・白菜
・カリフラワー
・ブロッコリー
・ごぼう
・春菊
・ほうれん草
・なが芋
・やま芋
・みかん
・洋ナシ
・ブリ
・鮭
・すじこ
・はまち
・フグ
・ひらめ
・いせ海老
・たらば蟹
これらを見るとお鍋が食べたくなってきますね。
体の中からあったまりましょう!
大雪の七十二候は?
七十二候は、二十四節気のそれぞれを約5日ずつ「初候」「次候」「末候」の3つに分けた期間で、それぞれの期間がどんな季節なのかを表します。
初候:閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)
天地の気が塞がれて真冬が訪れるころ
次候:熊蟄穴(くま あなに こもる)
熊が冬眠のために穴に入って冬ごもりをするころ
蟄は動物や虫が冬になって穴で冬ごもりをすること
末候:鱖魚群(さけのうお むらがる)
鮭が群になって川を上るころ
鱖魚(けつぎょ)は中国の魚で、桂魚とも呼ばれているようです。
まとめ
毎年、12月7日頃は「大雪」です。
「大雪」は二十四節気の一つで21番目となります。読み方は「たいせつ」と読みます。
雪が降り積もるようになるころという意味です。
日に日に寒さが増してきて、本格的な冬に入ってくる地域も多く、池や水たまりが凍るようになってきます。
スキー場もオープンしたりといよいよ本価格的な冬になってきます。
クリスマスや、年末、お正月ももうすぐです。
お歳暮の用意や、クリスマスの飾りつけ、年賀状の準備など、いよいよ忙しくなってくる頃ですね。
旬の食べ物を見ると、鍋が食べたくなってきますね。栄養たっぷりの鍋を食べて体の中から温まりましょう!