えのきの賞味期限って保存の仕方によっても違ってきます。
いざ使おうと思ったときに腐っていたりしたらがっかりですよね。
そこで、えのきの賞味期限ってどのくらいなのかまとめました。
また、えのきが腐るとどうなるのか、保存方法についてもご紹介します。
えのきの賞味期限はどのくらい?
エノキの賞味期限について一番気を付けたいのは、温度管理についてです。
もともと、エノキは寒い場所で育てているので、賞味期限を長持ちさせるためには暖かい場所だと早めに悪くなってしまいます。
ですので冷蔵庫に保管するのが大切です。
しかし、購入したままの袋に入っている状態でそのまま冷蔵庫に入れるのであれば賞味期限は数日間といわれています。
可能であれば、新聞紙等の清潔な紙にくるみ保管するともう少し長めの1週間に伸びるといわれています。
もし、さらに長期的に美味しさを楽しみたい場合は、乾燥させるか、冷凍保存をするのがおススメです。
その際はしっかり水を切って冷凍するようにしましょう。
すると、なんと1か月に期間が延びるのでお買い得の際に多めにエノキを購入してきたときには、冷凍保存は簡単なのでおススメです。
更に、ひと手間かかりますが干すなどして乾燥させることがうまくいけば、またさらに半年近くエノキを楽しめる期間は伸びるので、挑戦できる方には乾燥保存もおすすめです。
えのきは腐るとどうなる?
えのきは腐るとどうなるのか。
まず、傷んでくると、感覚的にわかるのは匂いの部分です。
エノキから、酸味のある匂いを感じたら傷み始めているサインです。
酸味意外に、なにか気になる匂いがしていた時も同じように傷んでいるサインと思ってよいです。
他に見た目の部分ですが、傘の部分がぽろぽろと取れている状態になっていないかチェックしましょう。
新鮮なエノキは、しっかり傘のところが柄の部分にくっついているのですが、古くなってくると少し触っただけで傘の部分がとれるもしくは取れそうな状態になっています。
全体的にしおれた感じ、痩せた感じになっているのもチェックポイントです。
他には、見るからに色が茶色い状態は傷みが進んでいますので、火を通して食べてもおなかをこわしてしまうかもしれませんのであきらめて処分したほうが良いですね。
そして、水分が出ている場合触った感じ、べちゃついた状態になっていないかもチェックしてください。
エノキはなるべく早めに食べるのが安心とおいしさのポイントです。
えのきの保存方法は?
えのきの保存方法についてみてみましょう。
えのきは購入し、数日で食べきる予定のある場合は石づきの部分はそのままにして新聞紙やキッチンペーパーにくるみ冷蔵庫に入れます。
1週間以上後に調理したい場合はしっかり水分を切って密封した状態で冷凍庫に入れると1カ月ほどもつといわれています。
料理用ミキサーのある方は「えのき氷」というのもおすすめです。
水とエノキ(石づきは切り落とします。)をミキサーで細かくしたあと一時間ほどかけて煮込み(弱火)冷ましてから製氷皿に入れて凍らすだけで簡単に作れますし、2カ月ほどもつといわれています。
お味噌汁にそのまま入れたり、野菜炒めに入れたりとアレンジできます。
他、乾燥させるという方法を利用すれば、半年近く保存できますが挑戦したい方は家にあるザルなどを用意し石づきを切り落としたエノキを並べて風通しの良いところで単純に干しておくだけの手順でできます。
2時間以上たつと乾燥しているので、触ってみて水分が抜けている感じがすれば後はフライパンで仕上げをして出来上がりです。
フライパンでは、約6~7分カラッとエノキの水分を飛ばすように炒るだけですのでこちらも簡単です。
炒ったエノキが冷めたら乾燥エノキの出来上がりです。
まとめ
スーパーでお買い得に手に入りやすい、エノキですが賞味期限について改めて調べてみるとちょっとしたコツで美味しさが長持ちすることがわかりました。
ひと手間かけるのは面倒だという方でも、袋から出して新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れるだけならお手軽なのではないでしょうか?
また、長期保存できる方法を知っておくと、特売の時に多めに買っておけるので節約にもなりますね。
お子様と一緒に、氷えのきや乾燥エノキに挑戦して食育として楽しむのもいかがでしょうか?また、せっかく買ってきたエノキが万一腐ってしまった場合も傷んできているポイントを知ることで、調理していいか判断をしやすくなりますので覚えておくと便利ですね。