独身で老後をむかえるって不安なことも多いと思います。
独身でいるということは、家族が増えないということ。
若いうちは周りに友人も多く、楽しいこともたくさんあるのであまりピンとこないかもしれません。
でも老後になってからっていうのはちょっと想像しにくいですよね。
また、想像したくないと思ってしまって避けているかもしれません。
そこで、独身で老後をむかえた場合はどんなことが不安になるかまとめました。
また、独身で老後をむかえるとどんなときに寂しく感じるのかについてもご紹介します。
独身で老後をむかえた場合はどんなことが不安?
さみしい思いや困ったことになるかもしれないという不安があります。
困ったとき頼りになるもの、嬉しいとき一番に知らせたい人はやはり家族です。
どれほど仲が良くても、友人や仕事仲間とそこまでの絆を結ぶのは難しいと思います。
共通の趣味や仕事でつながっていた場合、あるとき疎遠になると縁が切れてしまうのがほとんどです。
その点家族であれば、疎遠になっても盆暮れ正月、冠婚葬祭といった付き合いがある程度あり、
よほどのことがなければその子孫も増えるので、家族や親せき、それに伴う付き合う人は自然と増え続け、
長く付き合いを続けることができます。
家族との交流を怠らない限りさみしさを感じることも少なく、
自分が大切にした分、家族からも大切にしてもらえると思います。
もし独身で老後を迎えたら、子供や孫という自分より若いものがいないと一人っきりになり、
付き合う人を作りたい場合には自分から働きかける積極性が必要です。
独身の老後は一人で自由に過ごす時間がとれて、マイペースを守れる一方、周りとの距離ができがちです。
たまに人付き合いすると一人で勝手することに慣れているため、
つい個人行動でやっているペースになってしまいそれが非常識ととられることも増えます。
それが付き合いを遠ざけることにもなり、孤独な老後を形成しそうです。
独身で老後をむかえるとどんなときに寂しく感じる?
一人で年越しをするとき。
年越し番組や正月番組をみていると大体若いものが楽しそうにしています。
年々、その年の差は開く一方で自分の年を感じずにはいられません。
大御所と呼ばれる年配の方もたくさん出てきますが、その人たちもぽつりぽつりと消え行き、
出演しつづけていても年老いていく様をみるのはなかなかに忍びないです。
また近所で同じように寂しく暮らしていると思った人に、
遠くに住んでいる子供や孫がたずねてきて楽しそうに過ごしているのをみたとき、
自分の横には誰もいないし、子供や孫がいないと自分の後ろには何も残らないのではないかと、
さみしさとともに恐怖も感じます。
また、日々の暮らしの中でもスーパーマーケットに買い物に行った際、
大体お徳用は量が多すぎて買うこともなく、
食材を買うよりコストパフォーマンスがよい少量のお惣菜を選びがちになりさみしくなりそうです。
同じように一人暮らし用を手に取る人がいても不摂生そうな人だったり、
お店の人に怒鳴り散らすような人だと、「だから独身なんだ」と周りから思われてて、
それを買う自分も何か変なところがないか不安になり、同時にさみしさも覚えそうです。
あまり身ぎれいでないご老人が震える体でレジに割引お弁当を買もっていくのをみたとき、
将来の自分のように感じでつらくなりそうです。
そしてそのお弁当を食べるのも一人。
趣味の人や友達がたくさんいても毎日どんちゃん騒ぎは難しく、
老後になると早寝の人も増え、付き合いは日中になりがちです。
そうすると自然に夜は一人になることが増えるため、
前述したお弁当や少量のお惣菜を一人で食べることでまたさみしくなりそうです。
まとめ
独身で老後を過ごすということは自分の直系の家族が増えないということ。
兄弟がいらっしゃる方はそこに子孫ができますが、親等的には離れていく一方です。
法的にも個人的にもさみしい思いをすることが増えそうです。
健康な体、お金はいつまでもあるわけではありません。
幸せな老後は早めに対策をしていくほうがいいといえるでしょう。