UV対策、服の色は何色が効果的なのでしょうか。
春くらいからUV対策って気になってきますよね。
そこでUV対策、服の色は何色が効果的なのかまとめました。
また、UVカットメガネ・サングラスのレンズの色について、紫外線とお天気の関係についてもご紹介します。
UV対策、服の色は何色が効果的?
黒色のUV-B波のカット率は98%ととても優秀です。
UV効果対策に有効な服の色は黒色→青色→黄色→赤色→オレンジ色の順番にUV-B波のカット率が変わります。
しかし黒い色の服を真夏に着用するのは暑さとの闘いになりますね。
そこで暑い季節におすすめなのが黄色や赤色の服です。
黄色は95%・赤色は94%のカット率で黒色に追いつくほどの色なのです。
この2色は太陽光の赤外線を反射するのでそれ程熱くならないという性質が有ります。
よりUV効果を狙うなら服の素材にも拘りたいところですよね。
紫外線対策には目の詰まったポリエステル製の衣服が良いと言われています。
でも真夏にポリエステルの服は暑くて熱中症になってしまいそうです。
綿や麻等の天然繊維は汗を吸い取り快適に夏を過ごせる素材ですが残念ながら紫外線対策には不向きの素材です。
そこで近年登場しているUVカット効果のある衣類用のスプレーや柔軟剤等を用い手持ちの服に後付けしてUV対策する事も出来ます。
真夏の衣類の紫外線対策をバッチリして暑い夏を乗り切りましょう。
UVカットメガネ・サングラスのレンズの色は関係ない?
普段の生活をしている分には目に悪影響を及ぼさないと言われている紫外線。
しかし畑仕事や屋外でのスポーツ等長時間日光を目に浴びる事で白内障や黄斑変性症(おうはんへんせい)という目の病気のリスクが高まります。
そして目から大量の強い紫外線が入ると脳が反応しシミやそばかすを作るように指令を出します。
その為、いくら衣服や日焼け止めで対策していてもシミやそばかすを完全に防止する事は出来ないのです。
そのようなリスクを避ける為サングラスや紫外線をカットする効果の付いた眼鏡等で目を保護する必要があります。
濃い色のサングラスの方がよりUVカット出来るかと言えばそうではない様です。
眼科の先生によりますとサングラスの色は関係く紫外線の透過率が低い物に重点を置いてほしいとの事。
因みに黒や茶色等の濃い色のサングラスは瞳孔が開きっぱなしになりより多くの紫外線を取り込んでしまいます。
濃い色のサングラスを購入する際は紫外線カット効果の有るものを選ぶ事が大切です。
例えば紫外線透過率1%と書かれているものですと99%紫外線をカットするという意味なので
透過率が低い物程UVカットの効果が有ります。
紫外線は乱反射しやすいので隙間が有れば入り込む性質が有ります。
その為ご自分の顔の形にぴったり合ったサングラスを選び目に優しいサングラスを手に入れましょう。
紫外線とお天気の関係について
紫外線によるダメージはお肌の老化の主原因だと言われています。
紫外線が降り注ぐのは何も晴天の時とは限りません。
晴天時100%と比べると薄曇りは80%・雨天でも30パーセントの紫外線が透過します。
特に雲の合間から太陽が出ている時は要注意です。
雲に紫外線が当たり乱反射して快晴の時よりも紫外線の量が多くなる事も有ります。
時期的には3月頃から徐々に降り注ぎピークは国内では7月・8月が一番紫外線が多くなる季節です。
因みに5月の紫外線が真夏並みと言われるのはオゾン層に吸収されないUV-A領域の量の事を指していると言われています。
まとめ
更に紫外線対策を徹底したい方は食べ物にも気を配ってみてください。
美容に関心の高い方は朝にフレッシュな果物のジュースや野菜スムージーを飲む習慣があると思いますが注意が必要です。
レモンやオレンジ等柑橘類に多く含まれるソラレンという光毒性の物質を取った後に日光を浴びると
過剰に紫外線に反応しシミの原因となるメラニンを増殖させると言われています。
人気のパクチーもソラレンが含まれているのでこれらの食材を朝摂取するのは控えましょう。