はちみつの代用として使えるものについてまとめてみました。
はちみつはビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高く、甘味料や料理の隠し味として、また殺菌作用も高いため風邪の予防や喉の痛みを緩和したい際にも利用することが出来て便利な食材です。
今回はそんなはちみつがお手元にないといった場合の代用品をいくつかご紹介します。
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はちみつの代用として使えるものは?
はちみつの代用として使えるものについてご紹介します。
・メープルシロップ
サトウカエデの樹液から作られ、主な原産地として有名なのはカナダです。
強い甘さや栄養価、見た目や用途も似ているため代用品として1番に挙げられるのはやはりこのメープルシロップでしょう。
はちみつと違い熱を加えると香りが飛んでしまいますがパンケーキやデザート類のシロップに代用するのに適しています。
ハチミツよりも水分量が多いのでクッキーなどを作る際には気を付けた方が良いかもしれません。
その他にはちみつの代用として使えるものは?(甘味料編)
・砂糖
甘さをプラスする調味料として砂糖や黒糖もはちみつの代用品になるでしょう。
その時レシピにある分量がはちみつ大さじ1なら砂糖大さじ3、はちみつ小さじ1と書かれている場合は砂糖大さじ1とするなど3倍の分量が必要になります。
はちみつは甘味が強いので砂糖で代用する際には思っているより沢山の砂糖を使用することになるかもしれません。
・水あめ
とろみのある食感がはちみつに似ているのでその性質を活かすことが出来るでしょう。
独特の風味やクセがないのではちみつが苦手な方や乳幼児がいらっしゃる方に多く代用されているようです。
その他にはちみつの代用として使えるものは?(料理編)
はちみつはしょうが焼きや肉じゃがに甘みとコクを出したりと肉料理にもよく使われます。
その他にもカレーやキムチなど辛味のある料理に甘さとまろやかさを足したり、はちみつの保水性を生かして白米をたくときに加えてお米をふっくらさせるという使い方もあります。
このように調理の際に下味などとして使用する場合の代用品にはどんなものがあるのでしょうか。
・みりん
魚の照り焼きや煮物を作る際はみりん+砂糖で代用することが出来ます。
はちみつは魚の臭いを消したりコクと照りを出したりという効果がありますが、みりんも同じ働きをしてくれます。
甘さは砂糖や黒糖で補いましょう。
みりんは煮崩れを防いだり味をしみ込みやすくする効果もあるので、是非活用してみましょう。
・ジャム
肉料理にはジャムが便利です。
特にしょうがと果物は相性が良いため、アプリコットやマーマレードなどの少し酸味のあるジャムをしょうが焼きに使うとちょうど良い味加減になってくれます。
下味を付ける際に混ぜておくとよく味がなじみます。
その他にはちみつの代用として使えるものは?(番外編)
糖質制限やダイエットなどでよりヘルシーなものを探している方が注目している甘味料をご紹介します。
・アガベシロップ
砂糖より甘いのに食後の血糖値の上昇度を表す「GI値」が低いことや低カロリーであることからダイエット効果があると話題になった天然由来の甘味料です。
メキシコ周辺に自生しているアガベ(リュウゼツラン)という植物から作られます。
・ラカント
羅漢果(ラカンカ)というウリ科の植物からとった高純度エキスとトウモロコシなどを発酵させて作る天然甘味成分、エリスリトールという成分でできた自然派甘味料。
砂糖と同じ甘さですがカロリーはゼロです。
・オリゴ糖
オリゴ糖は低カロリーでビフィズス菌を増やし、整腸効果があることが特徴です。
甘味も食感もあっさりしているので優しい甘さが好きな方にお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように食材や調味料で工夫すればはちみつの代用になるものが沢山あることが分かりましたね。
ちなみに私は紅茶に入れる甘味料としてよくメープルシロップを利用します。
やはり少量で甘みが出ることと溶けやすさから砂糖よりもメープルシロップやはちみつを選んでしまいます。
皆さんもお好みに合わせて様々な組み合わせを楽しんでくださいね。