お弁当の唐揚げを前日から用意することってありますよね。
でも食べるときになってせっかく作った唐揚げの味が落ちてしまうか心配ですよね。
そこでお弁当の唐揚げを前日から用意するときのコツや注意点についてまとめました。
お弁当の唐揚げを前日から準備するときのコツは?
まず、お弁当の唐揚げを前日準備するときのコツからお伝えします。
①下味にベーキングパウダーを加える
前日に揚げた唐揚げは味が落ちてしまうか心配ですよね。
お肉に下味をつける際にベーキングパウダーを加えるだけで、肉の繊維が分解されて、揚げたてのふっくら感がキープされます。
鶏もも肉1枚に対して、ベーキングパウダー小さじ1/2が目安です。
②衣は小麦粉と片栗粉
片栗粉だけで唐揚げを揚げると、カリカリな仕上がりになりますが、時間が経つとカリカリ感はなくなり、べちゃっとしてきます。
片栗粉と小麦粉を混ぜて揚げると、サクサク、フワフワした食感に仕上がり、時間が経っても食感がさほど変わりません。
片栗粉:小麦粉は、1:1が目安です。
③保存方法をしっかりと
しっかり粗熱は必ず取りましょう。
しまう時には、空気に触れ過ぎないように注意しましょう。
せっかく苦労して作った唐揚げの味が落ちてしまい、油っぽくなってしまいます。
粗熱を取った唐揚げをサランラップで包んで、さらにジップロック(よく空気を抜いて)に入れて、保存しましょう。
④下ごしらえをして、朝は揚げるだけ
やっぱり当日揚げたほうが柔らかみのあるジューシーな唐揚げになるのは確かです。
なんでも揚げたて、作り立ては、美味しいですよね。
どうしても「揚げるのだけは当日の朝に」という方は前日に下味だけでも準備しておくと、時短になりますよ。
下味の調味料は、しょうゆ大さじ1、みりん小さじ1、酒小さじ1、しょうが、にんにくすりおろし少々、塩こしょう少々 です。
半日漬け込むことがおすすめです。
しっかり味が染み込みます。
お弁当の唐揚げを前日から準備するときの注意点は?
次に注意点です。
一番大事なことは、菌を増殖させないようにすることです。
①お弁当箱、唐揚げを調理するときの調理器具などは、清潔にしておく必要があります。
アルコール消毒などをして、清潔に保ちましょう。
菌発生に予防になります。
②作り置きおかず(唐揚げ)は、温め直さずそのままつめましょう。
ご飯が冷めてからおかずを弁当箱に入れることはよくご存じかと思います。
ご飯を冷ましている間、「出来立てが美味しいからレンジやオーブンで温めてからお弁当箱に入れようかな」という方、
それはよくないです。
中途半端に温め直してしまうと、返って菌が増殖しやすい温度になってしまいます。
出来立ても美味しいですが、上記の「お弁当に入れる唐揚げの前日準備のコツ」を確認して、冷めても美味しい唐揚げを作りましょう。
③保冷バッグや保冷剤を使用して、冷たい状態のまま持っていきましょう。
お弁当の上下に保冷剤を置いて、保冷バッグに入れましょう。
その際のお弁当箱の温度は、10℃以下にキープすると、菌の増殖をおさえてくれ、唐揚げも傷みにくくなります。
安心して、美味しい唐揚げ、他のおかずを持ち運ぶことができますよ。
また、前日に保冷剤や保冷バッグの準備をお忘れなく。
まとめ
お弁当の唐揚げを前日から準備するときのコツは、作り方や保存方法を確認することです。
注意点は、菌の増殖をさせないように、除菌や保冷をしっかりと行うことです。
これらに意識すれば、前日作っても、当日美味しい唐揚げを食べることができます。