バターって赤ちゃんはいつから食べていい?
離乳食から始まって食べられるものが増えてくる時期。
いろいろ食べさせたい気持ちが出きてきますよね。
でも赤ちゃんに影響がでてしまわないかか心配です。
そこでバターを赤ちゃんがいつから食べていいのかまとめました。
また、バターを赤ちゃんが食べるときの注意点についてもご紹介します。
バターって赤ちゃんはいつから食べていい?
バターって赤ちゃんはいつから食べていいのでしょうか?
赤ちゃんは生後6カ月前後から離乳食がスタートすると言われています。
成長の度合いによって離乳食開始の時期には個人差がありますが、大体の赤ちゃんが生まれてから半年もすれば離乳食に移行していきます。
離乳食時期には、初期、中期、後期、完了期という時期があり、その時期ごとに食べられるものや食事の量、硬さなとが異なります。
そこで、疑問に思うのが、「赤ちゃんはいつかバターを食べていい?」ということではないでしょうか。
赤ちゃんには美味しくて風味豊かなバターを食べさせてあげたいと思うお母さんはたくさんいます。
しかし、特定の食品は赤ちゃんにとって身体に合わなかったり、体調を崩してしまう原因となってしまう可能性があるものもあるので、バターに関しても赤ちゃんに食べさせていいのか悩まれることがあるのではないかと思います。
結論から言うと、赤ちゃんにバターを食べさせ始めて良い時期というものがあり、それは離乳食中期と呼ばれる生後7、8カ月頃からとされています。
何故、離乳食中期からバターを食べさせ始めるのが良いのかというのは、離乳食初期では、まだ食材を噛んだりする力が弱いです。
素材の味を確かめて飲み込むことを覚える段階であり、消化器官もまだまだ未熟な状態ですから、油分などの消化に良くない食品は与えない方が良いです。
離乳食に慣れてきて消化器官が発達してきた離乳食中期からバターを食べさせるのが良いとされているのです。
バターは離乳食中期から与えることのできる油分なので、離乳食中期に差し掛かったら、赤ちゃんに与えてみましょう。
バターを赤ちゃんが食べるときの注意点は?
生後7、8カ月の離乳食中期の赤ちゃんがバターを食べる時の注意点を説明すると、まず、初めてバターを食べさせるというときは、ごくごく少ない量のバターを与えて食べさせるのが良いとされています。
慣れない食材を食べるときは、赤ちゃん自身もびっくりしてしまったり、身体がバターの味や成分に慣れていなくて体調不良を起こしてしまうこともあります。
たくさん与えたいという気持ちは抑えて、少量を食べさせましょう。
バターの味に慣れてきたら、徐々に量を増やし、一回の摂取量は離乳食中期なら1グラム、離乳食後期なら3グラム、離乳食完了期なら4グラム程度を目安に少しずつ量を増やして与え様子を見ていきましょう。
また、バターには有塩バターと無塩バターがありますが、味の濃い有塩バターよりも無塩バターを与えた方が良いです。
小さな頃から味の濃いものに慣れていると味覚の発達にも関わりますし、健康のことを考えて無塩バターを与えてください。
バターには赤ちゃんにとって良い栄養素がたくさん含まれていて、ビタミンAやE、乳製品に豊富に含まれるカルシウム、カリウムなども含まれています。
それらは赤ちゃんの健やかな成長に役立つ栄養素ですが、バターは生乳を元に作られた乳製品ですから、乳製品アレルギーのある赤ちゃんに与えるとアレルギー反応が出てしまう可能性があるので注意が必要です。
赤ちゃんは自分が食べるものをコントロールできないので、養育者がしっかりとコントロールし、管理してあげてください。
まとめ
赤ちゃんはバターを食べても良いですが、食べ始める時期と、量は決まっていて、アレルギーや塩分などに気をつけて与える必要があります。
赤ちゃんにバターを与える時は養育者がしっかりと管理して与える必要があります。