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アメフトの試合について見てみましょう アメリカカレッジ編

投稿日:2017年4月3日 更新日:

アメリカではプロリーグであるNFLが、圧倒的に人気ですが、大学リーグであるカレッジフットボールもかなりの人気で、テレビの視聴率でみてもNFL、オリンピックの次に来るくらいのようです。

私が初めてアメフトの試合をテレビで観戦したのは、実はNFLではなくカレッジフットボールでした!

大きな試合になると日本でもテレビで放送していることがあるので、私も楽しみにしています!カレッジフットボールでは、NFLではあまり見ることのできないプレーもあり楽しめます!カレッジフットボールについても少し見てみましょう!

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レギュラーシーズンから決勝へ

カレッジフットボールのレギュラーシーズンは8月下旬~9月上旬くらいに開幕し、12月上旬くらいまで行われ、各カンファレンスの優勝校が決まり最終ランキングが発表されます。

カンファレンスとは、リーグのことで、日本でいえば野球の東京六大学や東都大学などのリーグのような感じです。

ここで4位までに入ったチームが、1月1日前後に開催される準決勝への出場権を得ます。下記にある6つのボウルゲームのうち2つのゲームが持ち回りで3年に一度、準決勝とされます。

その後、勝ち上がった2校によって全米王者決定戦でチャンピオンが決定されます。

ボウルゲームとは

ボウルゲームとはシーズン後に行われる試合のことです。ボウルとは試合が行われるスタジアムがボウル(お椀、鉢)の形に似ているためそう呼ばれます。

・ローズボウル カリフォルニア州パサデナ

・シュガーボウル ルイジアナ州ニューオーリンズ

・オレンジボウル フロリダ州マイアミ

・コットンボウル テキサス州アーリントン

・ピーチボウル ジョージア州アトランタ

・フィエスタボウル アリゾナ州グレンデール
※フィエスタとは祝祭・お祭りなどの意味です。

このうちの2つのボウルゲームで準決勝が行われます。

ルールの違い

ところで、アメフトのプロリーグであるNFLとNCAA(全米大学体育協会)ではルールやプレーに違いがあります。

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細かい違いはちょこちょこありますが、その中でいくつか見てみましょう。

アメフトのフィールドについてですが、ハッシュマークの位置に違いがあります。
ハッシュマークとはエンドゾーンから反対側のエンドゾーンまでに、サイドラインと平行に引かれている2本の線状の1ヤード間隔の目盛りです。
この線状のハッシュマークとサイドラインの間でボールデッドとなった場合に、次のプレーはその位置から始まるのではなく、横に移動したハッシュマーク上からプレーが開始されます。
このハッシュマークの位置がNFLよりNCAAの方がサイドラインに近い位置に引かれています。
この違いによって

NFLでは
→ ハッシュマークの位置がサイドラインより遠い = 中央に近い
→ プレーの開始位置が常に中央に近い

NCAAでは
→ ハッシュマークの位置がサイドラインに近い = 中央から遠い
→ プレーの開始位置が中央から離れた位置(サイドラインにより近い位置)

この違いによってNCAAではプレーを始める際に右側、あるいは左側に大きなスペースができることになります。これによって、NFLでは見られないランプレーやパスプレーで大きなスペースを利用したプレーを見ることができます。

また、オプションプレーもNFLではあまり見られませんが、NCAAでは見られるプレーです。オプションプレーとは、相手のディフェンスの選手の動きによって、誰がボールを持って走るかを選択して決められるプレーで、ランプレーでランニングバックとクォーターバックが横に流れて平行に走り、相手のディフェンスの選手がランニングバックに向かってくればクォーターバックがそのまま走り、逆にクォーターバックに向かってくればランニングバックにピッチしてボールを渡してランニングバックがボールを持って走るといったプレーです。

プレーにも違いがあり、NFLはレシーバーが両足をインバウンズに着地しなければならないのに対し、NCAAでは先についた片足がインバウンズに着地すれば、後から着地した足はアウトオブバウンズでもパス成功となります。

ランプレーではNCAAでは、相手の接触の有無にかかわらず、ボールを持った選手が倒れた場合デッドになりプレーが終了しますが、NFLでは相手の接触がなければ、倒れてもデッドにはならず、プレーを続行できます。

アメフトの試合について見てみましょう プロリーグNFL編

アメフトの試合について見てみましょう 日本国内編

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